【イラスト・絵画販売をする人必見!】差し箱の作り方!丁寧な解説付きPart.2

では早速パート2です!

 

イラスト・絵画の販売に必要不可欠!差し箱の作り方!!

 

差し箱の作り方

 

 

用意するもの

・ダンボール(綺麗で大きいもの、折れのないもの)
・長めの定規
・カッター
・ボンドまたはグルーガン
・水張りテープ(茶)
・文化鋲

 

①まずは、大きい綺麗な段ボールを用意します。
私は「株式会社アース段ボール」というところから
注文をすることが多いです。
【株式会社アース段ボール】段ボールシート・板段ボール
↓↓↓
https://www.bestcarton.com/cardboard/useful/cardboard-paper.html

大きい作品は箱もそれだけ大きくなるので
ギリギリサイズを買うと
足りなくなる場合があります。
大きめサイズを買って
もし結構余ったなというようであれば
小さいサイズの絵用の箱を作るくらいの意気込みで買いましょう。

段ボールを用意する上での注意点です。

アマゾンとかの箱を再利用というのは絶対ダメダメです!
よく考えてみてください。
絵は値段で言ったら高級ブランド品に相当します。
高級ブランド品の箱がぼこぼこだったり
使い古しの再利用なんて
あり得ませんよね。^^;

②段ボールを用意したら展開図を書きます。

【箱の展開図はこちら】
↓↓↓

理想は1枚の段ボールで作るのがいいのですが、
大きい作品の場合は
どんなに大きい段ボール板を用意しても
2枚になる場合があります。

そう言った場合は
接続部分をなるべく綺麗に見せるようにしてください。

ギリギリサイズがかっこいい!
という感覚で作ってしまうと
最終的に「絵が入らない!!」
となってしまう場合があります。
かと言って大きく作り過ぎてしまうと
ガバガバで絵を守る役目がなくなってしまいます。

絵は最後黄袋に包んで差し箱に入れますので
最終的な仕上がりは額の幅より+2~3cmくらいが
程よいのではないかなと思います。

もちろん段ボールの厚みもあるので
それも考慮しなくてはなりません。
単純な段ボールの厚みは2~5mmほどですが
接着部分は重ね合わせるので×2になります。

額縁ぴったりサイズで測って作ってしまうと
段ボールの厚み分が上乗せされておらず
確実に入りません。ご注意ください

 

③展開図を書いたらいよいよ切り抜きます。
切る部分と切らない部分は間違えないように
展開図を書いた時点で印をつけておくとわかりやすいです。

④展開図を切り抜いたら
つぶすと書いてある部分を潰して
段ボールの厚みを極限まで無くします。
ペラペラを目指してください。

瓶などの底でぐりぐりすると潰しやすいです。

⑤いよいよ組み立てていきます。
特に順番とかはないのですが
つぎ目は少ない方がいいので
組み立てた時に内側に来るべき箇所と
外側にでていていい箇所を
間違えないようにしましょう。
箱の内側になる部分の折り目に
浅くカッターで線を入れると綺麗に折れます。
(やりすぎ禁物、定規必須)

⑥重なり合った部分をボンドやグルーガンで止めましょう。

ボンドの場合は乾き切る前だったら
ある程度ずれて貼ってしまっても修正できます。
器用さに自信のない場合はボンドでやるのがおすすめです。

【ボンドの注意点】
・手についたまま作業すると
他の場所にボンドがくっついたりして
仕上がりが汚くなる場合があるので
乾き切るまでは注意が必要、
・ボンドを塗ってしばらくは剥がれるので
手で押さえておくか輪ゴムなどで固定するなど
手間と時間がかかる。
・つけ過ぎてしまうと当然汚くなるので
やり直しになる可能性が高い。

グルーガンは熱して溶かした樹脂で
貼り付けるというものなので、
手が汚れることはほとんどなく、冷めたら接着されるので
ボンドよりもスピーディーにできます。

【グルーガンの注意点】
・火傷の恐れがある
・熱してる間だけ接着できるので、
基本一発で決めないといけない。修正が効かない。
・樹脂のキレが悪い時があり、
ビヨーンと樹脂が糸を引き
段ボールを汚してしまう場合がある

グルーガンやボンドには
それぞれメリットデメリットがあるので
自分に合う方を選択してください。

グルーガンですが100均で300〜500円で売っていますが
安いグルーガンは熱する温度が低いためか
冷めるのがかなり早いです。
そのため接着前に冷めたりすることが多く
あまり使い勝手がよくありませんでした。
ホームセンターなどで売っているものがおすすめです。

グルーガンおすすめ
↓↓↓


⑦組み立てが終わったら
段ボールの断面が出ている箇所を全て水張りテープで
隠していきます。

水張りテープは水をつけると接着できるテープです。
こちらもなかなか慣れるまでは
扱いの難しいテープとなります。

段ボールの辺の長さに合わせて長さを調節しますが
ギリギリの長さにしてしまうと
長さが足りなくなってしまう場合があります。
少し長めにカットし
余った部分を織り込む方法がおすすめです。

水張りテープ(茶)
↓↓↓

⑦水張りテープを貼ったら
最後の仕上げで文化鋲というのをつけます。
封筒に付けられているアレです。

正直文化鋲はフリマサイト以外で
売られているのをみたことがないし
どこで買えるのか現時点で全く不明です。
情報提供お待ちしております。

私はというと文化鋲シールというのを使っています。
↓↓↓

厳密にいうとダメなんでしょうが、
業者じゃないし、職人でもないのでもういっか!
って感じです。(妥協)

職人気質やまじめで誠実な方は
文化鋲探してみてください^^

 

最後に差し箱に作品タイトルと制作年、名前を入れ
額縁を黄袋で包み、プロフィールカード、
名刺を入れたら完了です。

私が教えてもらったのは
「ご購入ありがとうございます」メッセージを入れると
いいとかなんとか聞いたのですが
なんかメルカリっぽくてやめました
(なんだか安っぽいという意味)

差し箱の作り方!丁寧な解説付きPart.2まとめ

ここまで差し箱の作り方を割と丁寧に解説しましたが
あくまでこれはお金がギリギリの人用の
節約術です。
絵を大量に展示するとかの場合は
安く済みます。

私のように画家兼絵画教室運営などをやっていれば
なかなかお金に余裕があるわけなので
そう言った場合は差し箱の注文をした方が
早いし綺麗です。
(元も子もない^^)

額縁屋さんのマルニさんは
差し箱注文も承ってるみたいなので
差し箱は1〜2個で十分なんだよなーとか
工作めちゃ苦手!どうしても汚くなっちゃう!
とか、そういった場合はぜひプロにお任せしてはいかがでしょうか!

【マルニ額縁画材店】
↓↓↓
https://www.art-maruni.com/products/detail.php?product_id=19642

このお店は額縁など注文した際に展覧会DMなど送ると
SNSで紹介してくれることがあります^^

 

それでは展覧会頑張ってくださいね!

 

 

 

 

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