子供絵画教室の先生が教えます!「お絵描き好きな子を伸ばす方法」 

こんにちは!平郡です!

今回は「お絵描き好きな子を伸ばす方法」
というのをお話ししていきます!

私は現在子供絵画教室を運営し、実際に絵な
どの指導もしています。

絵画教室をやる中で、
絵画教室に通う生徒さんの親御さんなど保護
者の方が、
絵が好きな子供たちのいいところを伸ばす方
法がわからない
という方が多いです。

 

「個性を伸ばしてあげたい!」

でも、わからないから絵画教室に来てくれている
というのもありますね!

 

中には、個性を伸ばしたいあまり間違った独
自の指導法をしてる方も見受けられます。

自分の子供ではないので、
そういうのは良くないですよー
とは言えませんが、
せめて絵画教室では楽しんで絵を描いてもら
いたいなーと思っています。

今回は
絵画教室の先生目線でお話ししていきたいと
思います^^!

 

 

子供と大人の考え方の違いは3つある

 

 

まず、絵や美術が好きな子供たちと

個性をのばしてあげたい大人たちの考えの違
いはいくつかあります。

 

その中でも特に多い3点をご紹介していきま
す。

 

  • ①上手に描かせたい
  • ②絵画を描かせたい
  • ③完成させて欲しい

この3点です。

 

 

この3点は大人の希望であって、実はこどもの
希望ではないんです。

え?上手く描きたいはずだよね?
と思うかもしれませんが
そのことも含めて具体的に解説
していきます。

 

 

 

絵画教室の先生が教える大人と子供の考えの違い①上手に描かせたい

 

 

まず1つ目の『上手に描かせたい』というこ
とです。

 

これはかなり意外かもしれません。

 

 

子供の上手に描きたいと
大人の上手に描かせたい
は一致しているようでしていません。

 

もちろん子供は上手く描けたら嬉しいですし
上手く描けるようになりたいです。

 

まず子供の思ってる上手く描けた!
というのは、
大人が見ると実はそんなに上手じゃない
と感じると思います。

ピカソやダヴィンチは幼少期の頃から上手か
ったと言いますが、それはもう例外です。

でも、その子自信が上手くかけた!と思った

本当に今の時点での力は出しきれているの
です。

上手くかけた!と素直にいう子と、うーんも
うちょっとかな、
ぜんぜん上手くかけない
など謙遜する子もいます。

ですが、描いた絵を見せに来てくれる時点
で、自分なりによく描けたものを持ってきます

なので、私たち大人は、
よく描けたね、上手だね、
と褒めてあげることが大切です。

 

そこで、輪郭変じゃない?とか、
もっとこうだよ全然違うよ

というふうに否定してしまうと、自信をなく
すし、絵や美術は嫌いになります。

 

当たり前ですが、
適当に描いた絵は褒めてはいけません。
適当に褒めてるというのは見抜かれます。

例え下手だと感じても、一生懸命描いたと感
じる絵は全力で褒めてあげてください。

 

そして、下手だと感じてもとお話ししていま
すが、私たち絵描きからすると、
絵の技術も知識もちょっとかじった程度の人
の絵やまったく描いたことない人の絵は
誰でも下手に見えます。

子供の絵が下手と評価できるほどの力量は一
般的な人にはないはずです。

 

上手いか下手か本当のところわからないのだ
から一生懸命描いた絵は全力で褒めてあげる
べきなのです。

上手な絵=一生懸命描いた絵

です。

 

絵画教室の先生が教える大人と子供の考えの違い②絵画を描かせたい

 

2つ目は
子供たちが描きたい絵と、大人たち
が描かせたい絵は違うということです。

小学校生位までを例にして考えてみましょう。

 

まず、子供たちは小学生になるまでどうやっ
て生きてきたかを考えてみてください。

幼児期は「アンパンマン」「ドラえもん」
「クレヨンしんちゃん」「すみっこぐらし」
「キティちゃん」

などゆるくてかわいいキャラクターに囲まれ
て暮らしています。

 

小学生になると上記のキャラクターに加えて
「コロコロコミック」「鬼滅の刃」「コナ
ン」など漫画に夢中になる子が大半です。

こういった環境の中で育った子供たちが
描きたいのは、
漫画のキャラだったり、かわいいゆるい
キャラだったりです。

 

それなのに何故か大人は所謂「絵画」を子供
達に描いて欲しいのです。

私はそれが不思議でたまりません。

 

小さい頃から、毎日印象派絵画展に行った
り、現代アートに触れたりということをして
いないはずなのに、絵画を描かせたがるのは
何故なのでしょう。

見たことないもの、印象に無いものを描くの
は不可能だと思いませんか?

 

大人は数十年という人生の中で、ルノワール
やゴッホ、モネ、ダヴィンチなどに心を打た
れ、自分の子もこういう素晴らしい絵をかけ
たらいいなーと思ったりするのかもしれませ
ん。

絵画教室に通えばこういう絵画も上手に描け
るようになるかもと思ってるのかもしれませ
ん。

ですが、毎日漫画やアニメを見てる子供達が
初めて見るコテコテの絵画に感銘を受けて描
きたい!上手になりたい!と思う確率はすご
く低いと思います。

大人が思い描いている上手な絵はこてこての
絵画がお手本であり、
子供が思い描いている上手な絵は、、漫画や
アニメの模写です。

そこに大きな食い違いがあります。

私の教えている絵画教室でも、

「漫画ばっかり描いてー」

「またそれ描いたの?課題やって!」

という親がたくさんいます。

 

私は漫画を描き続けることが悪いことだとは
まったく思いません。

 

現に私は、幼少期からずーっと漫画の模写を
してきました。

おかげで割と正確に形がみれるようになりま
した。

 

 

課題は、あくまできっかけとして出していま
すが、
夢中でやりたいことがあるならむしろそっち
をやってもらったほうが上達は早いです。

 

 

漫画はある程度絵が上手い人、形を取れる人
が描いています。

模写することで、人物のバランス、配色のバ
ランス、デザインもろもろが
ある程度身につきます。

そういったことを徐々に身につけるとだんだ
ん全体が描けるようになり、絵画になってき
ます。

 

大人の思い描く絵画をやらせたいのであれ
ば、毎日美術館に通う、画集を100冊揃えるな
ど徹底すればできないこともないと思いま
す。

そうでなければ、大人の思い描く絵画をやら
せようと子供に押し付けたところで、当然上
達はしません。

 

 

  • 大人が子供に描いてほしい絵=こてこての印
    象派絵画

 

  • 子供が描きたい絵=漫画やキャラクターをそ
    っくりに描きたい

 

ということです。

 

 

絵画教室の先生が教える大人と子供の考えの違い③完成させて欲しい

 

 

3つ目は

大人は常に完成を求めているという
ことです。

ここに関しては、完成を求めるのは正しいと
言えます。

 

では子供はどう思っているのかというと、
大人のように根気はありません。
体力的な問題もあるります。
単に「完成がわからない」
というのもあります。

 

完成がわからないというのは絵を描かない
人でわかる人はそういないし、
絵を描く私たちでもとてもわかりにくいです。

子供はもっとわからないです。

 

私たち画家ですら、
たくさん絵を描き続けて、完成された絵をた
くさん見て、初めて完成かな?
というくらい完成というのは曖昧です。

ただ絵画教室の先生としては完成を教えてい
かなければなりません。

 

子供達の場合、多くは手数の足りなさで
未完成に見えます。

色の塗り方、背景の少なさ、下書きのままな
ど、
全体的に画面がすかすかしているという印象
が多いです。

そういった未完成に見える要因を1つ1つア
ドバイスしていき、

これ以上描けない!というところまで導いて
あげるのが絵画教室の先生の役目だと思って
います。

 

そして完成を繰り返すことによって、どんど
ん絵が成長していきます。

 

完成がわからないということの他に
上手く描けなかった、失敗した
などの理由で途中で描くことをやめてしまう
ことも多いです。

そういった理由で途中で終わりにしてしまう
といつまで経っても完成にはできず、
未完成が続くと癖になります。

完成しないということは、いつも同じところ
で終わってしまう、
全く成長しないということです。

なのでなんとか説得してとにかく完成を目指
します。

完成までの導きが一番難しいと思います。

 

完成させて欲しい→完成を分からせてあげる
というのが正しい指導法じゃないかと思いま
す。

 

 

 

 

絵が好きな子供の個性を伸ばすには

 

 

ここまでで大人と子供の認識の違いを解説し
てきました

 

 

①上手に描かせたい

②絵画を描かせたい

③完成させて欲しい

 

 

というのは子供との認識の違いから起きてい
るということです。

 

 

では結局個性を伸ばすにはどうしたらいいの
か。

 

結論は、好きなものをたくさん描かせて完成
まで導くとい方法が1番個性を伸ばせます。

 

やってはいけないのが

 

 

  • 自分の価値観を押し付ける
  • 描いてる途中で口出しする
  • 褒めない

 

です。

 

こんな感じでぜひ実践してみてください!
のびのびと好きな絵を
たくさん描いていれば必ず上手になります!
これは保証します!

 

 

 

 

 

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