【初心者必見!】まずは基本のデッサン!鉛筆の選び方のあれこれ

 

こんにちは!油絵画家の平郡です!

画家に限らず漫画家、イラストレーター、建築士、陶芸家…etcなどなど

絵を描く職業に必要不可欠なものがあります。

それが「鉛筆」!

下書き、製図、デッサンで必ず必要な代物です!

 

でも鉛筆って言っても、小学校以来使ってないなぁ

とか

シャーペンでもよくない?

とか

そんな疑問を抱くかと思いますが、

 

今回はそんな疑問を少しでも解決するべく

基本中の基本、

鉛筆の選び方をご紹介したいと思います。

 

 

これさえ知っていれば、初心者とは一線を置けますので、

ぜひこれを見て、鉛筆を揃えましょう!

 

 

鉛筆にも色々ある!下書き、デッサンで必要な道具厳選集!

 

「鉛筆」って小学校の頃から馴染みのあるアイテムですよね。

描いて削って、描いて削って、と

面倒だなーという印象もあったかと思います。

 

 

大人になるとシャープペンシルが普通になってきますよね。

先が丸くもならないし、削る必要もなし。

便利ですね!

 

 

ただ絵の世界ではシャープペンシルより鉛筆の方が絶対書きやすいんです!!

 

 

簡単に違いをいうと、シャープペンシルは同じ太さの線しかかけません!

 

筆圧を強めると折れます。

 

横に寝かせて書こうとしても折れます。

 

一定の力を加え、ある程度の角度までしか対応できません。

その代わり芯を変えれば細い線はかけます。

 

 

ただデッサンの世界ではとても不便です。

 

 

なので美術家たちは鉛筆を使います!

 

鉛筆の利点は

 

横に寝かせて書くことができ、幅広い線を筆圧の強さで自由自在に描けます。

 

鉛筆を削り、先を尖らせれば細い線も描くことができます。

 

そうそう折れないので、弱い筆圧、強い筆圧で絵に緩急がつきます。

 

そう、鉛筆は優れものなのです!

デメリットと言えば削るのが面倒というところでしょうか。

 

 

そんな鉛筆の種類、書き心地など様々あるので紹介していきたいと思います。

 

鉛筆の素材を把握して自分にあったものを見つけよう!

 

鉛筆の芯は、黒鉛と粘土の割合によって、

硬い、やわらかいという表現をします。

 

 

黒鉛の量が多いほど濃くやわらかい芯に、

粘土の量が多いほど薄く硬い芯になります。

 

 

芯の硬度は6Bから9Hまで17種類

硬い芯はHardの頭文字Hを使い、やわらかい芯はBlackの頭文字Bで表されます。

 


HとHBの間にFがありますが、これはFirm(ひきしまった)の頭文字を使っています。

 

 

小学校で一般的に推奨されているのはB~2Bあたりですね!

Hより下だと少し硬いので子供の筆圧だと紙が破れてしまいます。

 

 

6H~だと硬く薄い線が弾けるので製図などに使われたりします。

デッサンや、下絵、エスキースなど、

私たち画家やイラストレーターが絵を描くときは、

硬い、薄い、濃い、柔らかい、芯の鉛筆を多種多様に使います。

 

なので、全種類1本づつは揃えることをおすすめします。

 

 

その中で使いやすいものや、あまり使わない種類など出てくると思うので

その時は自分で本数を調節していくといいと思います。

 

 

鉛筆のメーカーはたくさん!?おすすめの種類を厳選して紹介!

 

メーカーによっても、硬さや、芯の色、柔らかさも微妙に違ってきます。

たくさんのメーカーの中から、美術家がよく使うメーカーをご紹介します。

 

紹介したもの以外にもたくさんあるので

色々試すといいでしょう。

 

 

ステッドラー

 

持ち手が青くスタイリッシュな見た目の鉛筆です。

少し硬めの書き心地で、

製図や石膏デッサンといった無機質なものを描く時はこちらが向いています。

なんとなく青みがかった色の絵に仕上がります。

 

 

ユニ・ハイユニ

 

持ち手が茶色の渋めな見た目です。

書き心地は柔らかめです。

ステッドラーと比べると、温かみのある色合いに仕上がります。

動物や人などのデッサンに向いています。

 

 

ユニにはハイユニという少し値段が高めの鉛筆があります。

 

見た目はほとんど一緒ですが持ち手の上に金色のリングが入っていて

少し高級感を感じるデザインです。

 

ハイユニの方がユニよりも書き心地も良く芯も柔らかく濃いめです

 

そこまで値段は大きく変わらないので、揃えるならハイユニをおすすめします。

 

 

カステル

 

初心者用でも使えるユニやステッドラーに比べて、扱いが少し難しいかもしれません。

 

書き心地はガサガサとしているので、

植物のデッサンなどに適しています。

 

ユニやステッドラーに比べるとやや高級な鉛筆ですが

書き心地は抜群にいいです。

 

 

 

 

有名どころはこんな感じです。

他にも色々あるので、試してみるのが1番ですね!

 

 

鉛筆によってデッサンもかなり違ってくるので

自分にあった鉛筆を揃えると

絵もぐっとよくなったりもします。

 

 

鉛筆なんて、と

思うかもしれませんがデッサンは基本の「き」

なので、たかが鉛筆、されど鉛筆

 

ぜひこだわって選んでみてください!

それが美術をやるものの第一歩です!!

 

 

今回は鉛筆の紹介でした〜!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です