絵を売りたい!展覧会に出すときの準備は?そんな疑問を一挙解決!

 

こんにちは!画廊やらカフェやら百貨店やら、

いろいろ展覧会をこなしています 平郡です!

 

今回は、絵を描いた!展示会場を見つけた!でもどんな準備が必要なの?

そんな疑問を一挙解決!

準備万端で展示会を迎えましょう!

 

展覧会で用意するものは?作品だけではいいなんて考えはダメ!

 

 

作品だけあればいい?

自分は芸術家だから?

そんなセリフは美術に関わる人たちはうんざりするほど聞いています

 

作品を作っている以上、みんな等しく芸術家です。

少し売れていようが、全然売れてなかろうが平等に芸術家です。

 

芸術家だからってめちゃくちゃして良い、そんな訳はないんです。

 

 

地味かもしれませんが、

管轄外だと思うかもしれませんが、

きちんとした準備、事務作業が私たち美術家には必要なんです!

 

 

運良く売れっ子になった人たちは

マネージャーがついて事務作業をしてくれるでしょう。

マネージャーがつくほど売れてない人は何もかも自分でやらねばなりません。

 

展示前の準備のいろいろを怠ると

ギャラリーや百貨店に嫌われます!

 

 

私も数々の展覧会をこなしてきましたが、大学在学中〜今に至るまでの間に

たくさんの画廊、百貨店に迷惑かけたと思います

とほほ…です。

 

美術画廊やカフェギャラリーは

学生さん、素人さんからプロまで扱うので

ある程度の段取りの悪さは大目に見てくれますが、

 

百貨店ともなると、素人さんのノリでは済まされません!

 

下手したら2度と展覧会ができない事態になりかねませんので

そうならないためにも、

そしてギャラリーからも好印象をもたれるような

心構えと言いますか、

展覧会の「いろは」を伝えていこうと思います。

 

 

 

展示会で用意するものリスト、常備品から意外なものまで

 

作品

 

出品する作品。

当たり前だけど、壊れてないか、ひび割れていないかきちんと確認しましょう。

1品数万円する美術品です。

 

自分がウン万円の品を購入するときのことを考えてみましょう。

意外とここに疎い人が多いです。

作品としていいかどうかよりも、売り物として不備がないかどうかを考えましょう。

 

額縁

 

画廊によっては額縁なしでというところも多くありますが、

百貨店では100パーセント額縁をつけないといけません。

 

その場合、額縁本体や、ガラス、アクリル板に傷、

汚れ等ないかを必ず確認しましょう

売るものは高級品です。

 

くれぐれも傷のあるものなどは出さないようにしましょう。

 

額の裏のヒモはきつく結んでください。

搬入前に自宅で箱詰めしてるうちに結んでしまいましょう。

搬入時に紐をつけるとかなり時間がかかります。

ヒモはケブラー糸が頑丈で、緩みにくいのでおすすめです。

 

額縁をつけなくていい場合

 

キャンバスなどの場合キャンバス横が汚いと売り物として少し汚く感じます

 

マスキングテープなどでカバーしておいて最後に剥がすと綺麗に仕上がります。

 

もしくは全部側面を綺麗に塗ってしまうか、側面まで絵を描くとかでもOKです。

 

後ろに織り込まれたキャンバスは

そのままだと変に浮いて飾り付けがしにくくなり見栄えも悪いので、

余計な部分を切って切ってしまうか、織り込んでガンタッカーで綺麗に止めてしまうことをおすすめします

 

作品シール

 

額の裏と、作品を入れる箱に貼るシールです。

 

作品名、制作年月日、サインを入れておきます。

消えないペンでね

 

シールは貼りますが、キャンバスの裏にも油性ペンで

作品名、制作年月日、サインは入れといてください。

 

購入された方が額を変えてもわかるように。

 

額なしの場合は作品の裏にシールは貼らずに、

キャンバスの裏に作品名、制作年月日、サインを油性で書き、

箱にだけシールを貼ってください。

 

 

 

箱・差し箱

 

作品を入れる箱です。

 

自分で作ってもいいし、少し高くなりますが、

額縁屋さんなどで好きなサイズを注文することもできます

 

一番いいのは差し箱タイプですが、かぶせ箱でもOKです。

 

百貨店展示ではもちろん必要ですが画廊展示でも用意すると喜ばれます。

 

もちろん穴があいてたり、汚かったり、破損しているものはNGです。

 

高級品を買った時の箱を考えてみましょう。

たかが箱、とはいえボコボコだったらやっぱり嫌ですよね

 

黄袋

 

作品を包む布の袋。

ビニールでもいいのですがあると高級感があります。

百貨店では5万円以上のものにはなるべくつけるのがセオリー

 

全部についているとなおいいですね!

 

画廊では黄袋、ビニール袋をつけるかつけないかは任意のところが多いです。

 

プチプチで包んでくれるところもありますが、

作品によってはプチプチの跡がついてしまったり、

張り付いてしまったりということになりかねませんので

自分で用意するのがベストです。

 

黄袋は元来、虫除けのためのウコン染の黄色い袋を使っていましたが、

近年はそこまでのこだわりはなくていいので、

黄色以外にも水色やドット柄といった綿素材の

自分の絵にあった色や柄の袋に入れても良いです。

 

簡易的な袋でいいので、

自分で作ってもいいと思います。

こちらも額屋さんに頼めば作ってもらえます。

 

 

ポートフォリオ

 

過去作品などの作品集。

まれにポートフォリオを見て作品を購入したいという方がいらっしゃいます。

なので売れて在庫がないのは前もって赤丸シールを貼っておきましょう。

 

これが欲しいと言われると厄介です。

 

在庫があるものは値段を書いておきましょう。

 

自分が在廊していない間にこられたお客様が購入したいということになった場合

画廊のオーナーや百貨店の店員さんにもわかるようにしておくことが大事です。

 

 

搬入リスト・価格表

 

 

搬入時にどの作品を持ってきたか、ちゃんと全部あるか

スムーズに確認するためにあったほうがいいでしょう。

価格のキャプションと照らし合わせて

間違っていたらすぐに直せます。

 

名刺

 

何かとあったほうがいいと思います。

どんなご縁があるかもわかりません。

名刺には、名前、仕事用アドレス、仕事用電話番号(あれば)、ホームページアドレス

を載せておきましょう。

 

新聞社やTV、雑誌などメディア関係に渡す用は

名前、住所、電話番号、メールアドレス、ホームページアドレス

を載せたものを別で作るといいでしょう。

 

ただしメディア関係用の名刺を一般の人に渡してしますと

トラブルに巻き込まれてしまう恐れがあるので気をつけましょう。

 

特に女性作家は

十分注意してください。

 

うっかり住所、電話番号のはいった名刺を渡してしまうと、

家に来てしまったり、しつこく電話がかかってきてしまったり大変です。

 

メールも必要以上は返信せず、

あくまで仕事用として使ってください。

作品を買ってくれた方だとしても、

線引きは大切です。

 

デジカメ

 

搬入時の様子、会場の様子、作品の展示の様子など撮っておくと

ホームページに載せたり資料にもできるので持っておくといいと思います。

 

購入者用プレゼント

 

ポストカードや色紙など

購入してくださったお客様にプレゼントすると喜ばれます。

 

ポストカードは画廊で売ってもいいのですが、残念ながらあまりいい顔はされません。

 

画廊のオーナー側も数万円の作品を売ってもらわないと利益にならないので、

作品を買おうか迷っているのに、お手軽なポストカードがあるとそちらで満足されてしまうことを危惧しています。

 

 

作品メンテナンス用具

 

実はこれが一番大事です。

カッター、ハサミ、ボールペン、油性ペン、

マイナスドライバー、プラスドライバー、マスキングテープ

など入れた道具入れを持っていくといいでしょう。

 

ドライバーは、額縁の裏のトンボをきつくしたり、

壁に刺さった画鋲を抜いたりすることに使ったりします。

 

宅配伝票

 

郵送した作品が搬入場所に届いていない場合など、

天候や状況によっては不測の事態もあります。

 

万が一そうした事態になった時に

すぐに運送会社に問い合わせをしたり、

会場の荷物センターなどに問い合わせができるので、

控えは持っていましょう。

 

略歴

 

自分の略歴を印刷したものを持って行きましょう。

作品数+数枚あると安心です。

購入者用プレゼントとともに購入者様にお渡ししましょう!

 

DM

 

展覧会のDMです。

作品数+数枚は確保しておいてください。

 

作品をお買い上げになったお客様が

いつの展覧会の時に買ったものか思い出せるように

略歴、購入者用プレゼントとともに封筒などに入れておくといいです。

 

搬入での心構え!展示会会場に嫌われないように!

 

万全の準備をしていざ搬入!

搬入はもたもたしないようにしましょう。

 

百貨店ではスピードが命です。

時間が少ないのでだらだらやっていると終わりません。

 

なので

額縁に紐をつけておく、とか

作品シールを貼る、

とか

そういうのは前もって家でやっていきましょう

 

画廊展示の場合も百貨店の場合もだらだらすると

画廊のオーナーが帰れないのでさっさと終わらせましょう。

 

グループ展の場合はおしゃべりはせずにやりましょう

 

迷惑をかければかけるほど、時間をかければかけるほど

次の展覧会のチャンスはなくなります!

 

会場では「飾るだけ」の状態にしておきましょう。

 

展示会中のいろいろ。在廊と接客

 

展覧会中はなるべく在廊したほうが良いです

 

百貨店はもちろんのこと、画廊展示の場合もなるべくいたほうがいいでしょう。

 

買うかどうか迷ってるお客さんは作家の話が聞けると

安心して購入に至ったりもします。

 

あまりしつこくする必要はないと思いますが、

じーっと見てる人がいたら興味があるのかもしれないので、

作品の思いを語ってみると、

案外フィーリングが合いファンになってくれたりもします

 

黙って見たいだけの人もいるので、

作者です、と少し話しかけてみて、

反応が悪かったらほっときましょう(v)v

 

搬出はスピーディーに!そしてお礼を忘れずに!

展覧会が終わったらスピーディーに片付けましょう!

最後に1週間お世話になったお礼などをして退散しましょう!

売れた作品の支払い点などについて疑問があれば

帰る前に聞いてもいいと思いますが、

基本的に展示会前の契約書でしっかりと確認しましょう!

 

 

 

展覧会の流れはこんな感じです。

百貨店も画廊も大きくは違いませんが、

百貨店のほうがよりきちんとしなければいけません。

 

百貨店の流れを覚えておけば画廊では喜ばれますよ!

 

プロ意識を持つのが大切です!

ここをおろそかにすると

アマチュアなんだなぁとなめられます笑

 

ではでは、展覧会頑張ってください!

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